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こちらのコーナーでは、現在私がてがけている症例のなかでも、皆様にとって興味深いのではないかなと思われる症例を何例か紹介していきます。
いちばん上が術前の状況ですので、下の方に進んでご覧下さい
歯周基本治療終了、小矯正術前
この患者様は50代の女性の方です。
歯周病が原因で歯の揺れがひどくなり、写真のように歯の位置が移動してしまい、審美障害が主訴で来院されました。
左の写真は歯石除去、ブラッシング方法の改善などに通っていただき、歯周病の状態が落ち着いてきたところです。
多少の歯列不正だと、この基本治療によって治ってしまうこともあるのですが、今回は
MTM
(Minor Tooth
Moovement、歯牙小移動術)
という治療法を選択しました。
下顎小矯正装置装着
不正になった歯の位置を元にもどすために矯正装置を装着したところです。
この方の場合、最初に下の前歯が歯周病によって倒れてきて、それが上の前歯を突き上げることによって上の歯も開いてきてしまっているので、下の前歯の移動から実施することにしました。
装置としては患者様のご要望もあり、なるべく目立たないものを選択してみました。
下顎小矯正装置装着2
矯正装置を上から見たところです。
歯の裏側(舌側)に、矯正の対象となる歯以外の歯が動かないように、固定用のワイヤーが装着されています。
装着10日後
右の写真は矯正装置装着から10日後です。
左が装置装着直後の写真です。
くらべてみると、前歯が移動しているのがおわかりになるかと思います。
装着4週後
右の写真は矯正装置装着から4週後です。
左が装置装着直後の写真です。
くらべてみると、前歯の部分で、隣の歯との間隔が狭くなってきているのがおわかりになるかと思います。
装着4週後 その2
右の写真は矯正装置装着から4週後です。
左が装置装着直後の写真です。
前方向からだといまひとつ効果がわかりにくかったかと思います。
こちらの写真は、上からみたところです。
くらべてみると、唇側にとびだしていた前歯が内側に移動しているのがおわかりになるかと思います
装着5週後
装置装着から5週後です。いちばん目だっていた真ん中の歯がほぼ定位置に戻ってきましたので、今回は力の中心を写真中の線で囲った部分に移動させました。
この2本が上の前歯をつきあげて、歯列不正をおこさせている原因です。
下の前歯の小矯正はあとひといきというところまできました。
装着6週後
装置装着から6週後です。歯並びはほとんど正常な状態に復帰してきました。前から見た写真でよくわかるかと思います。左が装置装着直後、右が現在です。
今回は歯の位置の微修正のために装置を調整しました。
下顎小矯正終了、保定
下顎前歯は理想的な位置に並びました。
後戻りを防ぐために裏側から歯を固定してあります。
左側の写真が前からの図、右側の写真が上からの図です。
次回はいよいよ上顎の前歯の矯正に移ります。
上顎矯正装置装着
下顎の矯正が無事終了しましたので、当初の主訴である上顎の矯正にとりかかりました。左の写真が装置装着後のものです。右の写真は今回の矯正の対象歯(○で囲んであります)と、力の方向を示したものです。
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